この記事では5対5で戦うチームFPSゲーム『VALORANT』(ヴァロラント) を快適にプレイできるゲーミングPCをご紹介します。
『VALORANT』 は、『リーグ・オブ・レジェンド』の開発で有名なライアットゲームズが手がけた5対5で戦うチームベースFPSゲームです。
現在最も主流な大人数のプレイヤーで戦うバトルロワイヤル形式のFPSゲームとは異なる爆弾設置ルールを採用したオーソドックスなゲームスタイルです。
今回は『VALORANT』のゲームシステムや、快適に動作させる為の推奨スペックを考えながらお勧めのゲーミングPCをご紹介します。

日本国内でも盛り上がってきた『VALORANT』をプレイするにはゲーミングPCが必須です!気になる推奨スペックについてご紹介していきますね!
VALORANTってどうやって始めるの?必要なプレイ環境は?
VALORANTは基本無料の5対5チームベースFPSゲーム プラットフォームはPCのみ

『VALORANT』ライアットゲームズが開発・運営する基本無料のFPSゲームで、現在提供されているプラットフォームはPC版のみです。
最近FPSゲームを始めた人にとっては『フォートナイト』や『エーペックスレジェンド』のような、大きなマップ上で大人数で戦うバトルロワイヤル形式のゲームルールが当たり前に感じるかもしれませんが、『VALORANT』が採用するのは5対5に分かれた2チームで勝敗を競い合う昔ながらのゲームスタイルです。
5対5のチーム戦と言えば『オーバーウォッチ』や『レインボーシックスシージ』が有名ですが、システムとしては『Counter-Strike: Global Offensive』(以下 CS:GO)をベースに作られています。
『CS:GO』と言えば古参FPSゲームの代表で海外での人気には今だに高く、世界で最もプレイされているFPSゲームとして有名です。まだプレイしたことの無い人はこちらもぜひプレイし見てください!
『VALORANT』は『CS:GO』が使用していたゲームシステムに大きく影響を受けているので、プレイしたことのある人にとっては違和感なく理解できると思います。
2022年現在ではPC版しかリリースされていないので、プレイするには必ずPCが必要になります。その点は他のFPSゲームに比べて導入のハードルは高いのですが、非常に軽量のゲームなので高性能なゲーミングPCは必要ありません。

VAORANTをプレイするにはPC環境が必須です。。。
ただ、この記事の執筆中にもコンソール版リリースに関するニュースが入ってきているので、PCの導入が難しいと言う人はコンソール版のリリースを期待して待ちましょう。

VALORANT推奨スペック【お勧めは144FPS以上のプレイ環境】
最低構成(30FPS) | 推奨構成(60FPS) | ハイスペック構成(144FPS) | |
---|---|---|---|
OS | Windows 7 / 8 /10 64Bit版 | ||
CPU | Intel Core 2 Duo E8400 or AMD Athlon 200GE | Intel Core i3 4150 or AMD Ryzen 3 1200 | Intel Core i5 9400F or AMD 5 2600X |
メモリ | 4GB RAM | ||
グラフィックボード | Intel HD 4000 or AMD Radeon R5 200 | NVIDIA GeForce GT 730 or AMD Radeon R7 240 | NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti or AMD Radeon R7 370 |
どれくらい軽いゲームなのか『VALORANT』推奨スペックを見てみましょう。
最低構成の場合だとCPU内蔵グラフィックでも動作します。専用のグラフィックボードが必ずしも必要では無いということは、一般的なノートパソコンでもプレイできるということです。
しかし、最低構成は30FPSというプレイ環境なので正直お勧めできません。快適にプレイするなら60FPS以上の環境がお勧めですが、自分がどのレベルのプレイ環境を求めるかによって必要なスペックは変わってきます。
シビアな撃ち合いの多い『VALORANT』をプレイするなら144FPS以上の環境がお勧めです。
ハイスペック構成(144FPS)をもとに、現在購入できる構成であることを踏まえて、今後『VALORANT』以外のゲームもプレイしていくのを想定した場合のお勧め構成がこちらです。
- CPU 〜 Core i5 11400以上
- メモリ 〜 16GB以上
- グラフィック 〜 GeForce GTX 1660 SUPER以上
この構成なら『VALORANT』が240FPSの環境でプレイすることが可能なので、240Hz対応のゲーミングモニターとの組み合わせに期待ができます。
CPU、メモリ、グラフィックはいずれもハイスペック構成(144FPS)のワンランク上のスペックを選択しているので『VALORANT』だけをプレイするなら十分すぎるくらいのスペックかもしれません。
より重量級のPCゲームをプレイするにも余力があるので、今後もPCでゲームをプレイしていくことを考えるとこの構成以上を選んでおけば間違いありません。
VALORANTを快適にプレイできるゲーミングPC紹介
それでは『VALORANT』を快適にプレイできるゲーミングPCをご紹介していきます。
ここでは最低構成を【144FPS】以上と考えて選んでいます。組み合わせるモニターの性能にも注意が必要なので、ゲーミングPCの性能だけじゃなくモニターの性能もチェックしましょう。
使用するモニターの性能によって必要になるグラフィックボードの性能も変わってくるので、できる限り余裕を持たせておくことで、高性能なゲーミングモニターの能力をフルで発揮できるようになります。
【144FPSのプレイ環境】低価格なGTX 1650搭載モデル

GTX 1650搭載モデルならば144FPS以上の環境でVALORANTをプレイすることが可能です。予算的には比較的導入しやすい10万円台で購入できます。
【240FPSのプレイ環境】GTX 1660 SUPER以上の搭載モデル

VALORANTを240FPS以上でプレイするならGTX 1660 SUPER以上、ガチで勝ちたいならDLSS対応のRTXシリーズを検討しましょう!
VALORANTを低予算で始めるならGTX 1650、ガチでプレイするならRTXシリーズを検討しよう
以上が『VALORANT』を快適にプレイできるゲーミングPCのご紹介でした。
『VALORANT』は非常に競技性の高いゲームタイトルで、バトロワ系FPSゲームのような落下ポイントや入手アイテム等の運要素はありません。勝利に必要なのはチームプレイを考えた立ち回りと正確なエイム力です。
純粋にeスポーツが楽しめるタイトルなので、これからゲーミンPCを購入するという人はぜひプレイしてみて下さい!
とにかくフレームレートを安定させることが有利、少しでも視認性を上げることが重要なゲームなのでRTXシリーズの持つDLSSは非常に魅力的です。予算に余裕があれば。。。ですが。
選び方のポイントとしては、ゲーミングPCの性能だけを上げても意味がないので、ゲーミングモニターの性能にも注意してプレイ環境の構築を検討しましょう!