
※2021年12月1日更新
この記事では、2016年のリリース時から根強い人気の『デッドバイデイライト』 (通称DbD) PC版を快適にプレイできるゲーミングPCをご紹介します。
『デッドバイデイライト』 は、カナダのゲーム会社「Behaviour Interactive」が開発、Starbreeze Studiosから発売された、非対称型対戦サバイバルホラーアクションゲームです。

女性プレイヤーが非常に多いゲームタイトル!多くの有名芸能人の方々も実況配信している人気のサバイバルホラーゲームです!
PC版のリリース後、PS4やSwitchなどの家庭用ゲーム機にも移植されて、プラットフォームを選ばずプレイできるようになり、プレイヤー人口が非常に増えています。
2020年にはついにクロスプレイ対応になりPCユーザーと、PS4、Switchユーザーがマッチングできるようになりました。(クロスプレイはオフにもできます。)
クロスプレイが可能になると必ず出てくるのがハードウェア性能による環境格差。DbDもやはりPC版有利という状況になってきているので、PC版へ乗り換えるユーザーが非常に増えています。
せっかくならより快適な環境でDbDをプレイしたい。ゲーミングPCがあれば他のゲームも楽しめそうだしPCデビューしよう!という人におすすめのゲーミングPCをご紹介します。
デッドバイデイライト PCシステム要件について
最低構成 | 推奨構成 | |
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構成内容 | 最低限ゲームを動作させるために必要な構成 | 全てのオプションを「中」に設定した状態で、ほとんどの状況において60fpsで実行するために必要な構成 |
OS | Windows 10 64-bit | |
CPU | ntel Core i3-4170 / AMD FX-8120 | Intel Core i3-4170 or AMD FX-8300以上 |
メモリ | 8GB RAM | 8GB RAM |
必要ストレージ容量 | 50GB以上の空き容量 | |
グラフィックボード | Nvidia GeForce GTX 460 1GB or AMD HD 6850 1GB VRAM | Nvidia GeForce 760 or AMD HD 8800以上の4GB VRAM |
PC版の購入できるSteamで案内されているシステム要件は2つ。PC版でフレームレート60fpsが安定して出せる環境なら推奨構成で考えましょう。
DbDは正直そんなに重たいゲームではないのですが、グラフィックボードの搭載されていない一般的なデスクトップPCやノートPCでは満足にプレイはできないでしょう。
現在購入できる60fps環境を実現できるPC構成はこちらです。
- CPU:INTEL Core i3 10100以上
- メモリ:8GB以上
- SSD:250GB以上
- GPU:GeForce GTX 1650 以上

BTOショップで現在購入できるゲーミングPCの構成に置き換えてみた場合、同等かこれ以上のスペックがあれば【画質:中設定で60fps】の環境でデッドバイデイライトが快適にプレイできます!
できればこの構成を最低レベルとして考えて欲しいところです。画質を最高設定で60fpsを維持するのは難しいところですが、家庭用ゲーム機よりも快適にプレイできる環境になります。
デッドバイデイライトはフレームレートが60fps以上は上がらないので、性能の高いグラフィックボードを使っても受けられる恩恵はそれほど大きくありません。
選び方として今後他のゲームもやってみたいのであれば、余裕を持たせるためにもう一段階上のスペックを検討するべきです。
デッドバイデイライトにお勧めのゲーミングPC
それでは『デッドバイデイライト』を快適にプレイする為に、最適なゲーミングPCをご紹介していきます。
現在入手できるBTOパソコンをBTOショップで調べてみると、軒並み低スペックなPCが姿を消しています。Core i3やGTX1650というパーツの入手困難が原因だと考えられます。
とにかく予算を抑えて最低限のスペックで始めたいという人にとっては厳しい状況ですが、デッドバイデイライト以外のPCゲームも今後プレイするなら、ワンランク上のスペックを買っておいたほうが後悔しないでしょう。
【予算11万円台】画質中設定60fpsのプレイ環境:GTX 1650
【TSUKUMO】G-GEAR mini GI5J-B211/T | |
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価格(税込) | 117,800円〜 |
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CPU | Intel Core i5 10400 |
GPU | GeForce GTX 1650 |
RAM | 16GB |
SSD | 500GB M.2 NVMe |
HDD | オプション |
電源ユニット | 500W 80PLUS SILVER |
TSUKUMOのG-GEAR mini GI5J-B211/Tは、CPUにCore i3 10400、グラフィックボードにGTX 1650を搭載したエントリークラスのゲーミングPCです。
Core i5 10400は価格を抑えながらも8コア16スレッドの高コスパCPUです。ミドルエンドグラフィックボードの組み合わせでもボトルネックになることはありません。
グラフィックボードはGTX 1650を搭載。デッドバイデイライトはリリース当時、前世代のグラフィックボードGTX 1060以上が推奨と言われていたので、ほぼ同等の性能を持つGTX 1650が現在購入できるグラフィックボードとしては推奨ラインになります。
まずは快適にプレイできれば良いという要望には十分な性能があります。この構成であればフォートナイトも60fps以上の環境でプレイができるでしょう。
周辺機器も全て必要という人は、BTOオプションのゲーミングデバイスセットを追加しましょう。もしゲームパッドでプレイするなら、キーボードとマウスはとにかく安いものを選んでもOKです。
とにかく価格を抑えてデッドバイデイライトをPCデビューしたいならこのモデルが最低ラインと考えましょう。余裕があるならCPUのグレードやメモリ容量のアップもお勧めです。

コンパクトなゲーミングPCは内部パーツの拡張性は低いですが、置き場所を取らないのでカジュアルゲーマーにおすすめですよ!
【予算13万円台】画質高設定60fpsのプレイ環境:GTX 1660
【マウスコンピューター】G-Tune PM-B |
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価格(税込) | 137,280円 |
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CPU | Intel Core i5 11400F |
GPU | GeForce GTX 1660 |
RAM | 16GB |
SSD | 256GB M.2 NVMe |
HDD | オプション |
電源ユニット | 500W 80PLUS BRONZE |
マウスコンピューターのG-Tune PM-BはCPUにCore i5 11400F、グラフィックボードにGTX 1660を搭載したミドルクラスのゲーミングPCです。
Core i5 11400は現在ゲーミングPCに搭載される一番人気のCPUです。理由はとにかくコスパが良いからで、ミドルクラスのグラフィックボードとのバランスが非常に良いので、ある程度高性能なグラフィックボードを搭載してもボトルネックになりません。
GTX 1660はGTX1600シリーズの中でも現在非常に入手しずらいモデルで、今後Apex Legendsやフォートナイト等もプレイするなら60fps以上の環境でプレイすることも可能です。
このクラスの性能だと、デッドバイデイライトをプレイするだけで考えると多少オーバースペックですが、もし今後他のゲームをプレイすることを想定するなら、余裕のある構成なので先行投資として考えてもいいでしょう。
やはりゲームを始めるきっかけは友達に誘われて、という理由が多いと思います。ある日突然違うゲームに誘われた時に、PCスペックに少しでも余裕を持たせておけば対応しやすいですよ。

Core i5-11400Fは実況や配信を想定しても余裕を持った処理ができます。GTX 1660以上のグラフィックボードを選択する場合でもボトルネックになることはないので、余裕を持ってこのスペックを選んでおけば後悔しないでしょう。
【予算15万円台】画質高設定60fpsのプレイ環境で実況配信:RTX 3060
【パソコン工房】LEVEL-M056-114F-RBX | |
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価格(税込) | 144,980円〜 |
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CPU | Intel Core i5 11400F |
GPU | Nvidia GeForce RTX 3060 |
RAM | 16GB |
SSD | 500GB M.2 NVMe |
HDD | オプション |
電源ユニット | 700W 80PLUS BRONZE |
パソコン工房のLEVEL-M056-114F-RBXはCPUにCore i5 11400F、グラフィックボードにRTX 3060を搭載したミドルエンドゲーミングPCです。
グラフィックボードはRTX 3060を搭載。GTX1600シリーズとの違いはレイトレーシング対応であるという事ですが、デッドバイデイライトをプレイする上ではあまり関係ありません。
Core i5 11400FならRTX 3060との組み合わせでもボトルネックはなく十分な性能を引き出すことが可能です。非常にバランスのとれた組み合わせと言えます。
レイトレーシングを使うかどうかは別にして、ベンチマークスコアの比較がこちらです。
RTX 3060は既存のPCゲームならほぼ全て60fpsでプレイできる性能がありますので、今後の対応に関しても安心して長く使えます。
この構成ならゲームをプレイしながらTwitchやYoutubeへの動画配信も快適に行うことができますので、ゲーム実況配信に興味があるという人は挑戦してみましょう。
無料で配布されている動画配信ソフト「OBS」がおすすめです。プレイ画面にテロップを入れたりWebカメラの映像を重ねたり、BGMを追加したりなんでもできます。

「OBS」公式サイトからダウンロードが可能です。
ゲーミングPCなら画面録画して動画編集ソフトで編集してからYoutubeへアップすることもできるので、家庭用ゲーム機とは違った楽しみ方ができます。
動画編集ソフトはサイバーリンクの「PwoerDirector」がおすすめです。

デッドバイデイライトはYoutubeでたくさんの動画がアップされています。配信ソフトや動画編集ソフトの使い方を覚えたら挑戦してみましょう!
低予算で始めるか、今後の使い方を考えて余裕を持たせるかで選ぶ

以上が『デッドバイデイライト』を快適にプレイできるゲーミングPCのご紹介でした。
ゲーミングPCは性能次第でプレイ環境が大きく変わってくるので、家庭用ゲーム機でプレイするよりも有利にゲームを進められます。
それほど高い性能のゲーミングPCではなくても快適にプレイできるという点では、デッドバイデイライトのPCデビューはそれほど導入のハードルは高くないと思います。
しかしSteamには面白いゲームがたくさんあるので、これから色々と試してみたいという人は少し余裕を持たせた選ぶ方が後々後悔することはないと思います。予算次第でワンランク上のモデルを選びましょう。

ぼくの考えるデッドバイデイライトのちょっと余裕を持たせたおすすめ構成のポイントはこちらです!
- CPUはCore i5 10400以上を選択
- グラフィックボードはGTX 1650以上を選択
- メモリは16GB以上を選択
以上の構成を選んでおけば、軽めのPCゲームなら60fps以上の環境でプレイできるのは間違いありません。その他のSteamのゲームを100%楽しみたいならワンランク上のスペックを選択しましょう。