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PS5とゲーミングPCを徹底比較して分かったこと | やっぱゲーミングPC最強説!?

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2023年の後半くらいから普通に購入できるようになったPlaystation5(以下略PS5)。発売から2年以上経った今も、購入を悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

PS5は家庭用ゲーム機とは思えない圧倒的なハイスペックが5〜6万円程度で手に入れられるという点で、ゲームユーザーのみならず多くのPCユーザーからも注目されています。

「ゲーミングPC買わなくてもPS5で充分なんじゃないか?」と考えてる人も多いと思います。

PC業界で働く人間の目から見てもPS5のスペックと価格を見た時には、「ゲーミングPC終わった…」 と率直に思いました。

この記事は「ゲーミングPCを持っていない、PS5とゲーミングPCのどちらを買おうか迷っている人向け」の内容になっています。

PS5がリリースされて2年以上が経ち、色々と見えてきた問題を踏まえて、ゲーミングPCがもうオワコンなのか比較していきます。

ちなみに、PCユーザーであるぼくもついにPS5を購入しました。

今まで「やっぱゲーミングPCが最強」という考えでしたが

ゲームやるだけだったらPS5で十分

って考えに変わりました。

この「ゲームやるだけだったら」という点がどういう意味なのか

ご説明します。

目次

PS5と同等性能のゲーミングPCのハードウェアと価格の比較

Playstation 5 ハードウェア情報

Playstation 5ハードウェア情報
CPUAMD RYZEN"Zen 2"
8コア / 16スレッド
周波数:最大 3.5GHzまで可変
グラフィックAMD Radeon RDNA 2-based graphics engine
レイトレーシング アクセラレーション
システムメモリGDDR6 16GB
SSD825GB
読み込み速度: 5.5GB/s Read Bandwidth(Raw)
光学ドライブ(読み出し専用)Ultra HD Blu-ray(66G/100G) ~10xCAV
BD-ROM(25G/50G)~8xCAV
BD-R/RE(25G/50G)~8xCAV
DVD ~3.2xCLV
映像出力HDMI 出力端子
4K 120Hz TV、 8K TV、 VRR 対応(HDMI2.1規格による )
通信Ethernet(10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T)
IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax
Bluetooth 5.1
価格(税別)UHD BDドライブ搭載:60,478円(税込)
UHD BDドライブ非搭載「Digital Edition」:49,478円(税込)

以上がPS5のハードウェア情報ですが、なんだか色々と難しいので大事な部分をまとめて、PCユーザー目線でPS5をゲーミングPCとして見た場合のポイントがこちら。

  • CPUはRyzen 7 3700X同等
  • グラフィックはRTX 2070 SUPER同等
  • メインメモリは16GB
  • SSDが超高速ローディング可能
  • 映像出力上限は4K / 120Hz
  • モニターへの接続はHDMI
  • ワイヤレス通信はWi-Fi6対応
  • 光学ドライブ有り無しが選択可能

以上がPS5をゲーミングPCに置き換えた場合のざっくりとした性能です。

2023年11月に新型PS5がリリースされましたが基本的なスペックは変わらず

新モデルの特徴はズバリ、軽量・小型化のみです。

肝心の基本性能(CPUやグラフィック等)に関しては据え置きなので実質値上がりというのはどうなんでしょうか。

PlayStation.Blog 日本語
新デザインのPS5®をホリデーシーズンに向けて発表! ストレージは1TBに拡大し、Ultra HD Blu-rayディスクド... 新デザインのPS5®をホリデーシーズンに向けて発表! ストレージは1TBに拡大し、Ultra HD Blu-rayディスクドライブが着脱可能に。

購入を検討していた人も新モデルの価格と性能を考えると旧モデルを選ぶのが妥当ではないかと。

PS5がリリースされた2020年当時に購入できたPCスペックなので現行モデルと比較すると一昔前の印象を受けますね。月日が経つのは早いものです。

しかし、一昔前のゲーミングPCスペックとは言え、同性能のゲーミングPCを6万円で買うことは現実的に不可能なので、「PS5のコスパは半端なく良い!」ということになります。

同等性能のゲーミングPCの現在の価格は?

【パソコン工房】LEVEL-M7P5-R57X-RLX
価格(税込)144,800円〜
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CPURyzen 7 5700X
GPUGeForce RTX 4060
RAM16GB
SSD500GB M.2 NVMe
HDD無し
電源ユニット700W 80PLUS BRONZE

パソコン工房で近い性能のゲーミングPC探してみると、価格は約15万円前後です。これくらいの性能のゲーミングPCを購入するとぶっちぎりでPS5に勝つことができます。

しかし基本構成だとSSD容量が500GBだったり、ワイヤレス機能や光学ドライブがオプションなので、その部分をカスタマイズすると更に価格は上がります。

「じゃあ、もうPS5でいいんじゃね?」

確かに性能面だけで比べると、そう考える人がほとんどだと思います。6万円という価格はゲーム機として考えると高い、ゲーミングPCとの性能比較をすると間違いなく安い。

同等のゲーム環境が安く手に入るならそれに越したことはないですからね。

でも、本当にそれだけで決めていいのでしょうか?

次からは性能面以外のPS5とゲーミングPCの特徴を比較していきます。



PS5のメリット・デメリットを考える

次に考えるのは具体的な使用環境についてです。

PS5とゲーミングPCのどちらを選ぶかを性能と価格だけで決めて後悔しないように、色々な角度から比較してみました。

PS5のメリット・デメリット

  • 家庭用ゲーム機として最高画質レベルのゲーム体験
  • 4K / 120Hz出力対応
  • PS独占タイトルがプレイ可能
  • ゲーム動画の投稿・配信が手軽にできる
  • ゲーミングPCと比較して小型で場所を取らない
  • PC版よりもゲームタイトルが少ない
  • 120fpsで動作するゲームタイトルは意外と少ない
  • 画質とフレームレートの両立は難しい
  • ゲーム以外の使い道は動画視聴程度しかない
  • ゲーム専用機としては高額

以上がPS5のメリット・デメリットです。

PS5は家庭用ゲーム機としては最高の性能を持ったゲーム機です。ハードウェア情報が公開された時は、PC業界で働く人間としてはゲーミングPCが売れなくなるんじゃないか?と正直不安になりました。

PS4と比較して最も注目されたポイントは4K/120Hz出力が可能という点でした。PS4Proでも4K出力は可能でしたが、フレームレートは30〜60Hzだったので、120Hz対応が可能という点でかなりゲーミングPCに近づいた印象を受けました。

ゲーミングPCの購入を考える人の中でも、PS4の60Hz環境から卒業したいという理由が多いので、4K/120Hz出力というのは大きな魅力になります。

特に『フォートナイト』『Apex Legends』といったFPSゲームを中心にプレイするユーザーにとってはフレームレートの向上がどれだけ嬉しいものか、プレイしている人なら分かりますよね?

でも、ちょっと待ってください。

PS5は全てのゲームタイトルが4K/120Hzに対応しているわけではないんです。

意外と少ない? PS5で120fps出せるゲームタイトルはまだ一握り

2023年3月時点で120fpsが出せるゲームタイトル

コールオブデューティ:ヴァンガード

コールオブデューティ:ブラックオプス コールドウォー

コールオブデューティー モダン・ウォーフェアⅡ

レインボーシックスシージ

デビルメイクライ5 スペシャルエディション

DIRT5

フォートナイト

ボーダーランズ3

ディスティニー2

ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク

Ghostwire:Tokyo

オーバーウォッチ2

モンスターハンターライズ

発売から2年が経過した今も120FPS対応のゲームタイトルはそんなに増えていません。

120FPS環境を実現するには、対応するモニターが必要なのはもちろんですが、プレイしたいゲームタイトルが60FPS固定だと手の打ちようがありませんね。

対応モニターの少なさは以前から話題なっていましたが、I-O DATA等の周辺機器メーカーが少しずつラインナップを増やしてきましたので、購入時に注意しながら選べばそこの問題はクリアできます。

60Hz環境でプレイするなら、その点はPS4と変わりませんので、そこを期待してPS5の購入を考えていた人はがっかりするかもしれませんね。

PC版がレイトレーシング対応タイトルでも、PS5版も対応とは限らない

PS5のもう一つの売りであるレイトレーシング機能についてですが、この機能はPCユーザーなら数年前から耳にするようなっていると思いますが、家庭用ゲーム機でも対応になったのは驚きでした。

PS5のローンチタイトル『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』はレイトレーシング対応で、PS4からのハードウェア進化を感じられる話題のゲームです。

PS5のハードウェア性能を測る意味で最適なゲームタイトルです。レイトレーシングで描かれる摩天楼は実写さながらのロケーションで、4K/60fps環境で最高のゲーム体験ができます。

正直この手のゲームタイトルに興味があるか無いかで、PS5の必要性が大きく変わってきます。いわゆるエンターテイメント系アクションゲームですね。

『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』はPS5/PS4独占タイトルなので、ゲーミングPCを購入してもプレイすることはできません。独占タイトルだからこそレイトレーシングや4K/60fps対応(PS5版のみ) に最適化されています。※2022年11月にPC版がリリースされました。

しかしPS版もリリースされているゲームの場合、もともとがPS5向けで開発されていないのでハードウェア的な制限を受けている場合もあります。

同じくPS5ローンチタイトルである『Demon’s Souls』はPC版リリースの情報もありましたが、現在はPS5独占タイトルなんですが残念ながらレイトレーシングは非対応。まだまだ最適化はされていないようです。

PC版がレイトレーシング対応になっている『フォートナイト』もPS5版は非対応で、すでにPC版がリリースされているタイトルがレイトレーシング対応でも、PS5版も対応とは限らないのです。

フレームレート問題と同じく期待し過ぎると肩透かしを食うことになるかもしれませんが、家庭用ゲーム機のエンターテイメント性を考えると、レイトレーシングは期待が高まる機能だと思うので、ソフトの最適化が進んで行けば、今後必ず対応タイトルは増えていくと思います。

PS独占タイトルこそがPS5購入の最大の決め手

ここまでPS5のハードウェア面でネガティブな情報が続きましたが、家庭用ゲーム機やゲーミングPCを購入する一番の動機って、「自分のプレイしたいゲームがあるかどうか」ですよね?

PS5はPS4時代のゲームタイトルもプレイできるので、PCユーザーがプレイできない独占タイトルが多数あります。

  • The Last of Us シリーズ(The Last of Us™ Part I 2023年3月 PC版リリース)
  • アンチャーテッド シリーズ(アンチャーテッド トレジャーハンターコレクション™ 2022年10月 PC版リリース)
  • グランツーリスモ シリーズ
  • Horizon Forbidden West (Horizon Zero DawnはPC版あり)

これらはPS5/PS4でのみプレイできる主なゲームタイトルでしたが、2022年頃からPC版のリリースが始まりPCでもプレイできるようになりました。

『龍が如く』 シリーズも数年前まではPS独占タイトルでしたが、現在ではPC版もリリースされるようになってきました。他にも『ドラゴンクエストⅪ S』等、PS版の発売から期間を空けて他のプラットフォームでリリースされる時限独占タイトルもあります。

The Last of Us シリーズのようにPC版のリリースが無い大ヒット作品の登場は、PS4やPS5を購入する大きな動機になります。ぼくがPS4を購入したタイミングは『The Last of Us Remastered』がリリースされた時でした。いわば ”キラーソフト” の登場です。

『The Last of Us Remastered』 は、PS4初期のゲームですがぼくの中でPS4全タイトルの中でのベストゲームで、素直にPS4買って良かったと思えた数少ないゲームの一つです。こういったゲームがどれだけ見つかるかが購入の決め手です。

どうしてもプレイしたいゲームがPS版しかない、待っていてもPC版が出るかどうか分からない。そんな場合はもう買うしか解決方法はないですよね。『Horizon Zero Dawn』みたいに、3年待ってようやくPC版リリースって、信じて待ってた人はホント偉いと思います。

しかし2022年になってPlayStation Studio製のゲームタイトルの数々がPC版に移植され始めました。当然ですがPC版の方が高画質で高フレームレートの為、『Marvel’s Spider-Man Remastered』は改めてPCユーザーの中で大ヒットしています。

『フォートナイト』や『Apex Legends』のようにクロスプレイ対応のゲームの場合、フレンドがPC版で自分がPS版でも一緒にプレイすることができるので、必ずしも相手の環境に合わせる必要がありません。その点は予算的にゲーミングPCが買えないという理由でPS5を購入するという選択もアリです。

でも『モンスターハンター ワールド』(PS4版) のようにクロスプレイ非対応のゲームもあるので、その点は注意が必要です。全てのゲームがクロスプレイ対応ではありません。

PS5版ではまだ格闘対戦ゲームは発表になっていませんが、『ストリートファイターⅤ』『鉄拳7』のPS4版はPC版とのクロスプレイ対応になっています。異なるプラットフォーム同士での対戦が可能になるのは競技人口の増加にも繋がるので、PS5版のリリース時にもクロスプレイ対応を期待します。

以上がPS5のメリットとデメリットです。

ゲーミングPCのメリット・デメリットを考える

次にゲーミングPCのメリットとデメリットを考えます。家庭用ゲーム機と違い、スペックが一定ではないので選び方や考え方は大きく異なります。

ゲーミングPCのメリット・デメリット

  • 実質フレームレート無制限(ハードウェア性能に依存)
  • 4Kやウルトラワイド等、様々なモニター解像度に対応可能
  • 洋物ゲームタイトルの数が圧倒的に多い
  • ネット対戦が無料(通信料金は必要)
  • 動画編集等のゲーム以外の用途でも利用可能
  • 将来的にPCの知識が付くのは良いこと
  • ゼロから揃えると大きな費用がかかる
  • 選び方が難しい、分からない
  • ゲーム始める前にPCの知識が必要になる
  • デスクトップPCの場合、置き場所が必要
  • PCはゲーム専用機と比べるとデリケートである
  • ウィルス対策等の注意点が多い

ゲーミングPCの定義とは、高い処理能力を持ったPCのことを言います。何をやらせても優秀なPCなので、高画質な3Dゲームを高解像度で滑らかに動かすことが出来ます

PS5との大きな違いはゲーム専用機では無いという点。ゲームを始める前にPCの知識が必要になります。最低限の操作が出来なければつまずいてしまうかもしれません。

すでにPCを使っている人なら、特にゲーミングPCだからって構える必要は無いので、問題なく導入できると思います。

購入するゲーミングPCの性能に依存しますが、PCゲームは家庭用ゲーム機でプレイするゲームと比べて、圧倒的に快適です。

フレームレートは無制限、豊富な種類のゲーミングモニターが選べる

ぼくが考える家庭用ゲーム機との一番大きな差はフレームレートの違い。ゲームプレイの快適さを考えた時に高画質であることよりも、フレームレートの向上によるチラつきの低減が一番のメリットです。

例えば一般的なテレビでPS4をプレイしていた人が、ゲーミングモニターに変えるだけでも体感で変わってきます。それがゲーミングPCに変えたら、なおさら目からウロコですよ。

テレビでPS4をプレイしていた人の場合、フレームレートは30fps環境。それが4倍近くのフレームレートに上がったら見易いに決まってます。感動すら覚えるはずです。

PS5のハイスペックをもってしてもフレームレートは120fps止まりですが、PCは144~240fpsというフレームレートが実現可能で、ゲームタイトルごとにグラフィック設定が細かくできるので、画質よりも動きを優先するというゲームのジャンルや楽しみ方に合わせた調整ができます。

FPSゲームの場合は画質を落としてフレームレートを144fpsに設定

オープンワールドゲームの場合は画質を上げてフレームレートを60fpsに設定

そんな使い分けもゲーミングPCは可能なので、自分のプレイスタイルに合わせた設定ができます。

出力できる解像度も、フルHDからWQHD、4Kと段階を踏んで対応できるので、モニター選びも楽しみの一つになるでしょう。ゲーミングモニターは選択の幅が非常に広く、自分のPCの性能に合わせて選ぶことが出来ます。


ゲーミングモニターのスペックの見方についてはこちらの記事をご覧ください。

ゲーミングPC選びって難しくない? 予算と自分の求める環境が選び方のカギ

ゲーミングPCはPS5のようにスペックが固定じゃないので、何を選ぶかは予算と求める環境で決めましょう。特に予算を明確にするのは大事です。

モニターや周辺機器を一気に揃えると大きな出費になります。少しずつ揃えて環境を整えるという方法もありますので、まずはゲーミングPC本体のスペックを決めましょう。

PS5と同等性能のゲーミングPCの場合で約15万円と先ほどご案内しましたが、それよりスペックを下げてもPS5より十分快適に動作させることは可能です。

例えば「『フォートナイト』を144fpsでプレイすること」 が求める環境だった場合、それに見合ったスペックのPCはこちらです。

【パソコン工房】LEVEL-M07M-131-NAX-L
価格(税別)129,980円〜
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CPUIntel Core i3-13100
GPUGeForce RTX 3050
RAM8GB
SSD500GB M.2 NVMe
HDD無し
電源ユニット700W 80PLUS BRONZE

どうでしょうか?PS5と同等まで性能を上げなくても『フォートナイト』を低〜中設定で快適にプレイするだけであれば、これくらいの価格帯で実現できます。

ゲームタイトルを絞ってゲーミングPCを購入するとこのような選び方ができますが、プレイしたいゲームが決まっていないと選び方が難しくなり、「とりあえずこれ位の買っておけば間違いないヤツ」になってしまいます。

実際にそういった選び方をする人も多いです。予算ギリギリ内で買える最高のスペックまで上げて選ぶという方法。

この方法の場合、予算が高すぎると必要以上にスペックを上げてしまうこともあります。「丁度良い」っていえるスペックって、中々分からないですからね。

2023年3月現在でリリースされているPCゲームを、【画質:中設定 フルHD/60~144fps環境】で快適にプレイできる「丁度良い」スペックの目安がこちらです。

【パソコン工房】LEVEL-M056-iX4F-RBX
価格(税別)129,980円〜
icon
icon
CPUIntel Core i5 10400F
GPUGeForce RTX 3060
RAM16GB
SSD500GB M.2 NVMe
HDD無し
電源ユニット700W 80PLUS BRONZE

これくらいのスペックがあると、どんなゲームタイトルでも無難にプレイすることが出来ます。グラフィックボードがRTXシリーズになるとレイトレーシング機能も使えるようになります。

さらに上位のグラフィックボードを選ぶと、レイトレーシング機能をオンにしてもフレームレートを下げずにゲームがプレイできるようになります。

できる限り安くゲーミングPCを手に入れたいならフロンティアの期間限定セールを利用しましょう。台数限定ですが、同等スペックのモデルを他のBTOショップと比較すると、1〜2万円安いモデルがざらにあります。

FRONTIERダイレクト

常に数量限定なので考えているうちに完売になることもありますが、追加で生産される時もありますし、次のセールでも同性能のモデルが販売される場合もあるので、定期的にチェックすることをお薦めします。

フロンティアのセールはすぐにでも買う気の人にとっては見るべき内容です。相場感として見るつもりなら参考にならないかしれません。

デスクトップPCの場合、購入後もパーツ交換でスペックを上げることが出来ます。PCゲームを快適にプレイする為に重要なパーツの一つであるグラフィックボードを換装することで、動作環境は大幅に改善できます。

PS4からPS5へのモデルチェンジには7年がかかりました。それに対してグラフィックボードのモデルチェンジは1~2年に一度行われますので、自分のタイミングでアップグレードを検討できます。

自分のPCのメンテンナンスを行っていくうちにPCパーツの知識も付いていくので、興味が湧いてきたらBTOパソコンの次は自作PCに挑戦したくなるかもしれませんね?

ゲーミングPCはビジネス用途、動画編集にも使える

Photo by Nejc Soklič on Unsplash

当たり前ですが、ゲーミングPCはゲームしかできなPCでは無いので色々な用途で使えます。

もともとPCが必要で、せっかくだからゲームもできるPCが欲しい。そういう選び方もあると思います。春先になると学生さんが学校で必要だからと言って、必要ないのに何故かゲーミングPC買ってくというパターンです。

ゲーム用途中心で考えた場合だと、自分のゲームプレイを録画して編集してからYoutubeに投稿するとか、ゲーム攻略のブログを書くとか、色々な挑戦ができるのもゲーミングPCの良いところです。

PCゲームのプレイ動画を録画するのは非常に簡単にできますので、編集ソフトさえあれば簡単にオリジナルのゲーム動画を配信することが出来ます。

PS5は動画配信が手軽に行えますが凝った編集はできないので、動画投稿サイトへのアップロードを考えるならゲーミングPCがあれば、全ての作業が完結します。

まとめ:PS独占タイトルに興味が無ければ、絶対ゲーミングPCがお勧め!

PS5とゲーミングPCのメリット・デメリットを見てきましたが、最終的な購入の決め手はPS独占タイトルをプレイしたいかどうかです。その部分は、どれだけゲーミングPCのメリットをお伝えしてもひっくり返ることはないので。

Swtchと言えばマリオ、みたいなキラーソフトが自分にとってあるかどうかなので、PCでもリリースされているゲームしかやらないというならば、PS5を選ぶ必要は無いでしょう。

ぼくの場合は、「待ってればPC版が出るから」 と考える癖がついているので、よっぽどのゲームが出ない限りはPC版で済ませてます。どちらにしてもPC版のほうが快適なのは間違いないですし。

最後にゲーミングPCを選ぶと幸せになれる人をまとめてみます。

  • PS独占タイトルは特に興味なし
  • 洋ゲーを色々試してみたい
  • 144〜240fps以上の環境でFPSゲームをプレイしたい
  • Youtube動画投稿やブログ運営なども挑戦してみたい
  • PC内部の知識を付けたい

上記のポイントが3つ以上当てはまるなら、ゲーミングPCを選んでも絶対後悔しません。

Steamを始めとしたPCゲームのプラットフォームには毎日のようにゲームがリリースされているので、必ず自分のプレイしたいゲームが見つかるはずです。

手軽さという点ではPS5の勝利ですが、様々な用途で活用できるゲーミングPCはこれからの人生を豊かにしてくれるのは間違いありません。

Photo by Maverick Timotius on Unsplash

ぼくが本格的にPCゲームを始めたのは十数年前、『Call of Duty 4: Modern Warfare』というFPSゲームがきっかけでした。日本語版が手に入らず英語版をプレイしていた記憶があります。当時はまだSteamもなかった頃です。

使ってたのは、寄せ集めのパーツで作った自作PCでした。(当時ゲーミングPCという名称はなかった)

当時のFPSゲームは、マウスとキーボードしか使えなかったので操作に慣れるまで本当に大変でした。今の年齢から始めたとしたら恐らく諦めていたと思います。

その当時はゲームする為のPCでしかなかったのが、今はネット回線の高速化のお陰でゲームの楽しみ方も大きく変わり、情報の共有が簡単にできるようになりました。

家庭用ゲーム機も楽しみを共有するという部分では、動画配信サイトへの投稿が手軽にできるようになったので、凝ったことさえしなければPCは必要ありません。

しかし、ゲームの楽しみ方が大きく変わってきている中で、ゲーミングPCを使って楽しみ方の幅を広げることに、是非挑戦してもらいたいです。

ゲーミングPCには、家庭用ゲーム機では味わえない世界が必ず見つけられるはずです。

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この記事を書いた人

当サイト管理人のAomameです。
日々の生活に役立つライフハックブログを運営してます。
現在はPC関連の記事が多め。

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